「金沢を彩る」は金沢の旅館のとやが提案する金沢観光旅行です。
金沢の味わい、風情、美しさ、豊かさ、伝統深さなど
金沢の魅力や伝統工芸について、旬な情報を皆様に発信するコーナーです。

金沢で【超】美味しいカニを食べるには?
知っておきたい金沢旅行・旅館3選

金沢で有名なカニの種類は?知っておきたい金沢旅行・観光の知識
カニ料理

鮮度が高く甘みの強いのとやのカニ

日本でも屈指の人気観光地、古都・金沢。
近年、金沢では、卒業旅行で訪れる学生さんも増えています。
市内には、昔ながらの街並みが残された「ひがし茶屋街」や現代アートが展示されている「金沢21世紀美術館」など人気のスポットも多数。
レンタル着物を着て街中を散策したり、冬にはカニ料理が味わえたりと、金沢は幅広い年齢の方に人気の観光地です!!
金沢では、漁が解禁される11月より、旬のズワイガニをお召し上がりいただけます。旅行でお越しになった際は、甘くて美味しいカニ料理を味わってみてくださいね。

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金沢で有名なカニの種類

金沢の冬グルメといえばカニが有名ですが、なかでも、金沢でよく食べられているのがズワイガニです。
ズワイガニといっても、石川県ではメスのカニを香箱ガニ、オスを加能ガニと呼んでおり、種類が異なります。
香箱ガニと加能ガニは、毎年11月6日から漁が解禁され、翌日の7日には各地の市場や鮮魚店などで一面に並べられており、真っ赤なカニが並ぶ光景は、金沢の冬の風物詩でもあります。
漁期は香箱ガニのほうが短く、年末ごろには終わってしまうため、加能ガニよりも、食べられる期間に限りがあるのが特徴的です。
一方で、加能ガニは、3月ごろまでは漁が続くので、2月から3月に旅行へ来られる方も食べられます。
香箱ガニと加能ガニでは、食感や味にも違いがあります。
それぞれのカニにどのような特徴があるのかをご紹介します。旅行で金沢に行かれた際は、ぜひ飲食店や旅館などでカニ料理を召し上がってください。

金沢の町

金沢へお越しの際はぜひカニ料理をお楽しみください。

香箱ガニ

プチプチとした食感を楽しめる香箱ガニ

香箱ガニ

石川県では、ズワイガニのメスを香箱ガニと呼びます。
オスの加能ガニと比較すると値段も安いため、金沢民は、香箱ガニを食べることの方が多い傾向にあります。
漁期期間も、11月6日から年末ごろまでと加能ガニより短いので、香箱ガニは県外に出回ることも少ないでしょう。
香箱ガニは、加能ガニよりも小ぶりのカニですが、味は濃厚かつ旨みも強い特徴があります。メスのカニならではの卵巣の内子と茶色い卵の外子もあり、プチプチの食感を味わえるのも、加能ガニにはない香箱ガニの魅力です。
食べ方としては、香箱ガニを茹でて身とみそ、卵を絡ませて食べるのが人気です。炊き込みご飯にしてみたり、金沢おでんに入れてみたりなど、さまざまな食べ方で楽しめます。

加能ガニ

加能ガニは、ズワイガニのオスで、甲羅の幅が9cm以上あるカニです。
名前の由来は石川県の地名「加賀」「能登」から1文字を取り、加能ガニと名付けられています。漁期は、11月6日から3月20日ごろまでとなっており、メスの香箱ガニと比べると5か月間と長いため、多くの金沢の飲食店や旅館などで食べられています。
加能ガニは、甲羅が9cm以上の規定を満たしたカニで、香箱ガニよりもサイズが大きいため、太い脚には、食べ応えのある身がぎっしり詰まっているのが特徴的。
他地域のズワイガニと比較しても、カニ身の甘みが強いのが加能ガニの魅力でもあります!!
加能ガニの食べ方としては、茹でていただくのが定番ですが、身が甘いため、刺身として味わうのも人気があります。焼きもよし、しゃぶしゃぶもよしと、香箱ガニとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。

加能ガニ

甘みの強い身がぎっしり詰まった加能ガニ

金沢のカニが美味しい時期

金沢のズワイガニは、11月6日から漁が解禁されます。メスの香箱ガニは漁期が年末までと短いため、食べられる期間も短めですが、加能ガニであれば3月20日ごろまで食べられます。
金沢の飲食店によっては、一年中カニ料理を提供しているお店もありますが、最も美味しくカニが食べられる時期は、11月から3月です。11月から3月の間であれば、漁を行なっているため、水揚げされたばかりの新鮮なカニを味わえます。ただし、香箱ガニの漁期は11月6日から年末ごろまでの2か月程度しかありません。香箱ガニを食べてみたい方は、11月か12月中に金沢に訪れるのがおすすめです。

こちらのページでは懐石旅亭のとやの冬におすすめのプランをご紹介しております。香箱ガニや加能ガニを食べてみたい方はこちらをご覧下さい。

おすすめプランはこちら

香箱ガニの美味しい食べ方

ズワイガニのメスで、濃厚な旨みをもつ香箱ガニは地元民からの人気も強いカニ。金沢では、香箱ガニやオスの加能ガニが冬のグルメとして有名ですが、金沢市民は値段が安価な香箱ガニを選ぶ場合がほとんどです。
自宅や飲食店などで食べられることの多い香箱ガニは、金沢ではおでんの具にしたり、わっぱめしやパスタにしたりと、いろいろな味わい方があります。11月〜12月に金沢に訪れる機会がある方は、ぜひ香箱ガニの料理を楽しんでみてくださいね。

金沢おでん

蒸しカニは、活カニを丸ごと1匹蒸したものをいただけます。カニを温泉で蒸すため、身もふっくらとしており甘みもあるのが特徴です。また、カニみそをそのまま食べたり、身を入れて一緒にお召し上がりいただくのもおすすめです!!カニみそ本来の旨味も味わいながら、より美味しくいただけます。

金沢おでん

のとや夢横丁でも
金沢おでんをご提供しています

わっぱめし

わっぱめしは、わっぱと呼ばれる丸い木箱のなかに、ご飯とご当地食材を入れていただく一品です。金沢では、ご飯の上に蒸した香箱ガニの内子と外子、カニの足を入れて、わっぱめしとして食べられます。
ただし、カニのわっぱめしは、金沢で愛されるカニ料理のひとつでもありますが、提供している飲食店は少ないそうです。
金沢にある温泉旅館の旅亭懐石のとやでは、冬の代表料理として香箱ガニのわっぱめしを提供しています。香箱ガニのわっぱめしは、オプション料理としていただけるほか、リピーターの宿泊者様には、サービスとして提供も行っております。

わっぱめし

のとや冬の代表料理
カニわっぱめし

パスタ

香箱ガニを扱った料理としては、パスタも人気です。
金沢のイタリアンレストランでは、冬ごろになると香箱ガニのパスタを提供されることが多く、トマトやオリーブオイルとの相性がよいと言われています。
旅亭懐石のとやでも香箱ガニのパスタは、冬の人気メニューのひとつ。シェフ自身も、これだけ美味しいカニのパスタを提供しているお店はないと太鼓判を押すメニューです。

パスタ

シェフの技が光る香箱ガニのパスタ

金沢おでん、かにわっぱ飯、香箱ガニのパスタは全てのとやで味わうことができるメニューです。料理長とシェフの、こだわりと技が詰まった味をぜひ、のとやでご堪能ください。

かにわっぱ飯も楽しめる 冬のオプションメニューはこちらから Click

加能ガニの美味しい食べ方

オスのズワイガニである加能ガニは、香箱ガニよりも大きく甘みが強いのが特徴です。漁期間は11月6日から3月中旬ごろまでと香箱ガニよりも長いため、2月〜3月の卒業旅行シーズンでも飲食店や旅館などで食べられます。
大きな身体をもつ加能ガニは、甘みのある身がぎっしりと詰まっているためシンプルな食べ方がとくに人気。
新鮮な加能ガニであれば、お刺身で食べることも可能で、焼いたり蒸したり茹でて食べるのもおすすめです。 
シンプルな調理で美味しく食べられるので、加能ガニの美味しさをまたご家庭で味わいたい!という方におすすめです。
また、旅行のお土産として、ご自宅のご家族に金沢のカニを買っていく。。。
というのも、素敵な一生ものの思い出になるでしょう。

お刺身

香箱ガニよりも、サイズが大きく甘みも強い加能ガニは、お刺身にして食べるのがおすすめです。
お刺身は鮮度が高く新鮮なカニでなければ、食べられない食べ方ですが、新鮮な加能ガニが水揚げされる漁期間中は、ぜひ味わってほしい一品。
お刺身でいただく場合は、まず加能ガニの胴体と足を外して、足の殻をむきます。殻がむけたら、氷水につけて身の繊維を膨らませてあげるとボリューム感のある身に仕上がります。
加能ガニのお刺身は、透明感もあり、身の甘みを存分に味わえる食べ方です。カニの足の太さによっては、足や食感も変わるので、ぜひお刺身にして食べ比べてみましょう。

お刺身

のとやのカニ刺しは
綺麗な華が開きます

焼きガニ

加能ガニは、焼いて食べると甘みが増します。お刺身にして、そのままの味を楽しむのもよいですが、焼きガニにすることで、より甘さと香りが引き立ち、食欲もそそられます。。
ご自宅で焼きガニを作る場合でも、グリルに殻をむいたカニを入れるだけでできあがります。調味料をかけなくても、身に甘みがついており風味もあるため、何もつけずに食べても美味しく感じられます。また、甲羅にかにみそを入れて煮立て、身をつけて食べるもよし。カニみそに日本酒を入れて甲羅酒にできるのも、焼きガニの魅力です。
さまざまな味わい方で、焼きガニをいただいてみてくださいね。

焼きガニ

蟹の殻にある旨味が身に移り
独特の旨味となります

蒸しガニ

加能ガニを蒸して食べる方法は、茹でるよりもカニの旨みが外に逃げ出しにくくなるため、身の旨みが凝縮され、より美味しく味わえます。
自宅で蒸しガニをする場合は、水が沸騰した大きな蒸し器に、加能ガニのお腹を上に向けて入れます。軽く塩をふり、20分ほど蒸すとできあがりです。
蒸し器がない場合でも、ホットプレートでカニを蒸すこともできます。アルミホイルを引いたホットプレートに、切ったカニの足やお腹などに並べて、塩をかけて蓋をして加熱します。蒸気が蓋の隙間から出ていたら、蒸しガニのできあがりです。
加能ガニは、シンプルに蒸すだけでも、身が濃く甘みも感じられるので、ご自宅や飲食店などで味わってみてください。

蒸しガニ

温泉で蒸したカニは
ホクホクの美味しさです

しゃぶしゃぶ

加能ガニは、茹でてしゃぶしゃぶとして食べるのも美味しいです。カニの胴体と足を外して、殻をむいたカニの足を茹で汁に10秒前後つけて、しゃぶしゃぶします。身をさっと茹でるだけで、身の繊維も膨らんでふわふわとした食感で甘みも一緒に味わえますよ。
しゃぶしゃぶしたカニ身は、ポン酢やしょうゆをつけていただくのもよいですが、カニみそにつけて味わうのも美味しく食べられます。

しゃぶしゃぶ

ふわふわとした食感と
甘みのしゃぶしゃぶ

のとやでは橋立漁港で獲れたカニを使った活蟹懐石をご提供しております。橋立漁港で獲れたカニは栄養分を多く含んでおり、粘土質な海底を移動するためカニの足が筋肉質で、旨みと甘みが強いのが特徴です。また水揚げ後の移動距離が短く、カニへのダメージが抑えられるので、新鮮な状態のまま競りにかけられます。
のとやで新鮮な質の良いカニを、職人がこだわるお料理で味わってみるのはいかがでしょうか。

新鮮な活き蟹を味わえる のとや 活蟹懐石はこちらから Click

金沢のカニを食べるなら旅館がおすすめ

金沢の冬グルメとして人気の香箱ガニと加能ガニは、11月ごろから金沢のさまざまな飲食店や旅館で提供されます。
金沢でカニ料理を食べるなら、飲食店でも美味しく味わえますが、温泉旅館でゆっくりしながらいただくのをおすすめいたします。せっかくの旅行は、ご家族やお友達とゆっくりと過ごせる旅館で、贅沢にカニ料理を味わいながら楽しみましょう。

旅館

温泉で旅の疲れを癒した後に食すカニは格別の美味しさです

旅館のメリット

香箱ガニと加能ガニをより美味しくいただくのであれば、普通に食べるよりも、温泉に入って身体を温めてからのほうが美味しく味わえます。旅館では、食事前に温泉に入れるため、身体を温め全身の血流を良くしてくれる効果があります。身体の血流が良くなると、味覚や感度も高まるので、カニ料理をさらに美味しく味わうことができるでしょう。。。
旅館によっては、個室やお部屋で食事ができる場所もあります。プライベート空間で、カニ料理を食べながら、特別な時間をゆっくりと過ごせるのも旅館の魅力です。

旅館のデメリット

金沢では、11月6日の漁解禁日以降、各旅館で香箱ガニや加能ガニを扱った料理を提供しております。旅館では温泉入浴後に食事をいただけるため、より美味しくカニを味わえるのがメリットです。ただし、旅館によっては、食事のみの利用ができない場合もあります。食事の提供は宿泊者のみに限られている旅館もあるので、日帰りで金沢観光をされている方には、旅館での食事が難しい場合もあります。一部旅館では、宿泊はせずに食事のみを利用できる場所もあります。食事をしたい気になる旅館があれば、公式ホームページを確認するか、旅館に問い合わせてみるとよいでしょう。

金沢で美味しいカニを食べられる旅館3選

金沢で美味しいカニが食べられる旅館3選を紹介します。
ぜひ旅行の計画を立てる際の参考にしてください。

カニ

温泉旅館のとやでは、新鮮で透き通ったカニ刺しをお楽しみいただけます。

のとや

のとやでは橋立漁港で獲れるカニをご提供しています。
橋立漁港で獲れるカニは漁場の底が粘土質であるため、カニの足が丈夫で身が詰まっており、カニ本来の旨味甘み歯ごたえを味わうことができます。
人気の活蟹懐石では新鮮な「カニ刺し」「焼きガニ」「蒸しガニ」を十分ご堪能できます。カニ刺しは殻を取った活カニの足を氷水につけて、カニの花を咲かせていただく料理です。鮮度の悪いカニではきれいに花が開かないので、カニ刺しでいただくカニは、鮮度がよい証拠とも言われています。

のとや公式WEBサイト(https://www.notoya.co.jp/)

カニ刺し

きれいな花が開いたカニ刺し

浅田屋

創業1867年の、数寄屋造りで落ち着いた趣のある旅館です。
吟味された調度類や器に旬の魚介、甘海老、カニ、山の幸など四季折々の素材を盛り込んだ加賀料理をお楽しみいただけます。

浅田屋公式WEBサイト(https://www.asadaya.co.jp/ryokan/)

加賀屋

石川県沖で水揚げされたズワイガニ「加能ガニ」をいろいろな調理方法で食すことができます。ぎっしりと詰まった身と甘みが特徴の加能ガニはまさに絶品です。

加賀屋公式WEBサイト(https://www.kagaya.co.jp/)

加能ガニと甲箱ガニを
食べられる
『夫婦ガニプラン』とは

金沢で冬グルメを楽しむなら、香箱ガニと加能ガニを食べ比べてみるのもおすすめです。
香箱ガニは、加能ガニと比べると漁期間が11月6日から年末までの2か月程度と短いため、食べられる期間も限られます。ですが、せっかく冬の金沢に行くなら、加能ガニとの味の違いも実感してみたいもの!!

香箱ガニ

のとや『夫婦ガニプラン』では
香箱ガニと加能ガニの両方をお楽しみいただけます

旅亭懐石のとやでは、石川県で最も美味しいカニが水揚げされるとも言われている橋立漁港の香箱ガニ、加能ガニが食べ比べできる夫婦ガニプランがあります。夫婦ガニプランでは、生きた新鮮なズワイガニを使って「華咲きかに刺し」「焼き蟹」「せいろ蒸し蟹」で提供いたします。ズワイガニの本来の味を味わえる「刺し、焼き、蒸し」で食べられるため、甘みのある身の味もしっかりと堪能していただけるプランです。夫婦ガニプランではカニ料理以外にも、のどぐろや甘エビなどの海鮮グルメのほか、加賀野菜も味わえます。

こちらのページでは、金沢で愛されるのどぐろの産地や旬の時期、美味しい食べ方をご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

のどぐろについてはこちら

まとめ

大切なご家族との旅行や、お友達との卒業旅行は、加賀友禅などのレンタル着物サービスが充実しており、人気の観光スポットも多い金沢がおすすめ!!
金沢では、漁が解禁される11月より、ズワイガニが味わえる時期にあたるため、旅行中に飲食店や宿泊する旅館などでカニ料理を味わえます。とくに、カニ料理をより美味しく味わうなら温泉にも入れる旅館での食事がおすすめです。
旅亭懐石のとやでは、広々とした自家源泉の温泉に浸かった後は、新鮮なズワイガニを刺し・焼き・蒸しで提供いたします。女性の方は、100種類の色浴衣からお好きな柄を選んでの着用も可能。ご旅行の際は、ぜひ旅亭懐石のとやで、新鮮なカニ料理を召し上がってみてください。

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