2019.11.24
金沢に鰤おこしがなりました!!
◆金沢弁の、鰤おこしとは
近日、日本列島がすっぽり寒冷前線の中に入り、すっかり寒くなりました。
北海道、東北では雪が降ったようですね。
金沢ではこの時期の雷を『鰤おこし』と呼びます。
石川県は年間の雷発生日数が42.4日と全国1位なのです。
◆鰤おこしがなると。。。。
冬のこの時期に日本海を回遊している寒鰤が、初冬の雷と合わせて獲れ始めることから、漁師が網を「起こす」というのと、寝ている鰤を「起こす」という意味をかけて「鰤起こし」といわれています。
この鰤おこしがなりますといよいよ金沢では冬の到来です。
水温もさがり、寒鰤の脂ものってカニや甘海老の甘みもましてきます。
鰤おこしの雷からアラレも降ってきて金沢も本格的な冬仕様となります。
◆鰤起こし後のご馳走。。
鰤おこし後は、金沢もすっかり冬仕度。
寒鰤が美味しいのは勿論ですが。
蟹や甘海老も脂が乗って旨味が増してきます。
金沢の郷土料理、鴨の治部煮も冬鴨の味も身が柔らかく旨味もたっぷりにあります。
◆寒鰤でつくる、かぶら寿しはいかがでしょうか?
のとやも、鰤起しがなると板前さんのかぶら寿司づくりがはじまります。
金沢の伝統料理は、かぶら寿司は冬には欠かせない美味すぎる逸品です。
かぶらに切り込みを入れてブリやニンジンなどを挟んで発酵させたなれずしのことです。
独特のコクや乳酸発酵による香りがあり酒の肴としても冬一番のおいしさでしょう。
金沢のお酒好きさんにとっては、一番のツマミになりますね。
のとや職人が創る
『厚切り鰤のかぶらずし』お取り寄せでいかがでしょうか?
『鰤おこしが鳴る』は、金沢にとって冬の到来と、食べるお料理が美味しくなるとのお印なんです。