2023.05.24
金沢 伝統建築美 朱塗りの壁(弁柄壁) 群青の壁
◆金沢建築美、朱塗りの壁弁柄壁 群青壁は格式の高い建築で位の上のお部屋
金沢建築の一番の特徴は、壁が朱塗り 弁柄色の壁の格子戸や、お部屋の壁を使われて、
より華やかに彩られております。
のとやも、江戸時代よりお部屋の壁は、朱塗りの壁を多く利用しました、
それは、雪国の金沢では、雨の日も多く冬になると雪が積もりモノトーンの日々が続くので、
生活する人を明るくするために、漆や朱肉を使い彩を豊かな生活になるようにいたしました。
ひがし茶屋街や大きな町家や豪農の客間は、朱塗りの壁を使うことが多く、
お客様をおもてなしをする心で、位の高い人を敬うという意味が込められてると言われております。
◆金沢建築美、群青壁は格式の高い建築で位の上のお部屋
金沢で最も高貴で県外から来たお客様が驚かれるのが、
真っ青な壁、群青の壁面のお部屋でしょう。
加賀百万石13代藩主・前田斉泰公が建築した成巽閣に初めて使われたという群青の間の天井。
当時、ヨーロッパでは、世界で最も美しい群青色とされた天然鉱石。ラビスラズリという宝石から作られたもののため、大変に貴重なもので金箔より高級と言われて、長崎に輸入品を買い付ける家臣を常駐させる程の高価なもので、
確かに、黄金より気品を感じるお部屋となっております。
◆金沢老舗旅館のとやも朱塗りの壁と群青壁を取り入れました。
のとやでは、金沢懐石や新鮮な日本海の海の幸、日本海側ならではの発酵食品や地酒を楽しんでいただけますが、
ソフト面だけでなく、建物の建築美、伝統美も楽しんでいただければと、
お客様をお迎えする玄関には、折り上げ格天井や弁柄朱塗り壁、
食事処には、一番気品があると言われます群青の壁でゆっくり見ていただけます。
館内散策も金沢の伝統文化を楽しめる一つとなっております。
◆金沢 伝統建築美 朱塗りの壁(弁柄壁) 群青の壁の魅力
魅力1:和の風情や趣、艶やかさを感じられる。
その奥深い美しさにあります。日本には、古くからわびさびと呼ばれる美意識があり、質素でありながら、質が高く静かな美しさを持つものが好まれてきました。、朱塗りの壁(弁柄壁) 群青の壁はそんな日本の風情を見事に表現していると言えます。
魅力2 日本の職人の技を楽しめる。
高い技術を持った職人が魂を込めて仕上げるからこその美しさです。。1つとして同じものはありません。艶やかな、朱塗りの壁の美しさを表現したい職人の心を感じてください。
魅力3:調湿機能・消臭効果があります。
朱塗りの壁(弁柄壁)群青の壁の良さは、その美しさだけではありません。日本の伝統である土壁には、非常に優れた機能が備わっています。まず、土壁の一番の特徴は、高い調湿機能です。湿気が高い時には、土壁が湿気を吸収し、乾燥してくると湿気を吐き出すのです。
その為、カビ臭さや嫌な臭いも消臭してくれます。