2022.10.26
金沢老舗旅館。若女将の娘が入り。女将三代揃いました。
金沢の老舗旅館。大女将・若女将・女将見習い。女将三代が揃いました。
今年、創業711年を迎えました金沢 老舗旅館のとやですがこの春、若女将の長女が家業のお手伝いに金沢より戻り、
女将三代が揃いました。
金沢松ヶ枝町よりのとやに嫁いで50年の大女将と、いつまでも若女将と、家業に戻り女将修行を始めた女将見習いです。
三代の女将が揃うことは古都金沢でも大変珍しく長年の常連様は老舗旅館らしいと大変喜ばれて家族のように接してくれます。
多くの老舗旅館の女将がのとやより生まれました。
実はのとやから多くの旅館の女将が生まれました。
さかのぼること3代前に、のとやからお嫁に、
金沢 辰口温泉のまつざきさん と、粟津温泉 法師さんに嫁ぎ。
今の芦原温泉 べにやさんの女将はのとや大女将の娘となります。
どの旅館も百年以上続く老舗旅館であり、女将になる品格と旅館に対する愛情、スタッフと一緒に頑張る協調性など、のとや旅館に脈々と受け継がれるものであり、伝統を代々繋げるのは女将の役割でもあります。
金沢・老舗旅館の若女将は御客様に育てられる。。
今回旅館に戻った女将見習いですが、何十年とのとやに通って頂いてます常連様からは、
大女将とそっくりで、小さい頃から知ってると大変御機嫌です。
女将修行は、姑や母親から教わるより、長年旅館に通い続けてる御客様から教わることが一番多いです。
若女将も、姑と何度もぶつかり挫けそうになっても一番応援してくれたのは古い常連様でもありました。
代々続く家業は守るべき伝統と、若い人の新しいチャレンジと変化のバランスが非常に大変だと思います。
女将三代が揃う時が、昔から旅館が一番繁栄するタイミングだと言い伝えられております。
古きを守り経験豊富な大女将と、
旅館以外の経験をして、新しい情報や時代の流れに敏感な次世代の女将たち三人で力を合わせて、
金沢。老舗旅館のとやは今後も頑張りたいと思います。