2025.10.05

小松市粟津温泉、苔の里、眞子内親王殿下も絶賛されました。観光名所

◆石川県小松市『苔の里』|日本の原風景が残る癒しの観光スポット



石川県小松市にある『苔の里(こけのさと)』は、静かな山あいに広がる美しい自然景観です。
杉林と古民家に囲まれたこの里には、緑一面の苔が生えそろい、
訪れる人が「心が洗われる」と感じるほどの癒しの風景が広がっています。

小松市内でも特に人気の観光スポットとして知られる苔の里は、
四季折々に姿を変える苔の緑と、日本の原風景が今も息づく場所です。

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◆小松市 苔の里の魅力とは



苔の里は、石川県小松市日用町にある集落の一角に位置し、
地元の人々が長年大切に守り続けてきた自然文化財のような存在です。

◆地元住民が守る小松市の宝|苔の保存と活動



苔の里の美しさは、自然に任せただけでは保てません。
地元の方々が代々、間伐・枝打ち・草刈りを続けることで、
日向・半日陰・日陰といった環境を丁寧に作り出し、苔が最も育つ環境を維持しています。

しかし、人口減少や高齢化により、この活動の継続は容易ではありません。
「観光地として儲けるためではなく、原風景を守りたい」
そんな思いで、地域の方々は今も静かにこの景観を守り続けています。

訪問の際は、環境整備協力金として大人500円・小学生200円を募金箱へ。
この気持ちが、苔の里の未来を支える力になります。

・春は雪解けのしっとりとした苔の緑
・夏は日差しを受けて輝く新緑
・秋は紅葉と苔のコントラスト
・冬は白銀の雪に包まれる幻想的な風景

季節ごとに違う表情を見せるため、何度訪れても新しい感動があります。

観光地化されすぎず、素朴で静かな時間を味わえるのが、小松市「苔の里」の最大の魅力です。

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◆眞子内親王殿下も感動された苔の里



「広がりし 苔こけの緑のやはらかく 人々のこめし 思ひ伝はる」

平成27年(2015年)11月、眞子内親王殿下が小松市日用町の苔の里をご訪問されました。
鮮やかな緑の苔を前に、人々の温かい思いや手入れの丁寧さに心を打たれ、
このお歌をお詠みになったと伝えられています。


苔のやわらかさにふれられて、心を込めて苔の世話をしている人々の思いが伝わってくるように感じられたことを、このお歌にお詠みになりました。 大変ありがたいお話でございます。

この出来事をきっかけに、苔の里は小松市を代表する癒しの観光地として注目を集めました。

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◆苔の里 アクセス・駐車場・営業時間情報



★所在地:石川県小松市日用町寅71番地付近

★入園料(環境整備協力金):大人500円/小学生200円

★開園時間:9:00〜16:00

☆駐車場:あり(「日用町Ⓟ」と書かれた緑の看板が目印)
 ※道路沿いへの駐車はご遠慮ください。駐車場奥が苔の里の入口です。

苔の里では、雨上がりの朝が特におすすめ。
苔の色が一層鮮やかに輝き、幻想的な雰囲気を楽しめます。
写真撮影にも最適で、多くの旅行者が“隠れた癒しスポット”として訪れています。

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◆小松市観光の中で訪れたい癒しスポット



小松市には、苔の里のほかにも「那谷寺」「木場潟公園」「日本自動車博物館」など、
自然と文化を感じられる観光名所が点在しています。

その中でも苔の里は、派手さではなく、
“静けさ”と“ぬくもり”を感じる小松市らしい観光地です。
自然を愛し、丁寧な暮らしを守る人たちの姿がそこにあります。

◆苔の里を未来へ残すために


苔の里は、小松市が誇る「人の手がつくる自然遺産」です。
観光地化ではなく、「そっと訪れ、静かに感じる」ことで価値が守られます。

訪れる方一人ひとりのマナーと優しさが、
この美しい風景を未来に残す力になります。
小松市を訪れた際には、ぜひ一度『苔の里』をゆっくり歩いてみてください。

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