2024.11.01
『2024』金沢おでんの美味しいお店TOP5
◆金沢おでんとは
日本全国で、おでんの消費量日本一が石川県です。
石川県金沢市を中心に、家庭でも、冬になりますと毎週のようにおでんが出てきますし、金沢市内を中心として金沢以外でも、町中にあるおでんが食べれるお店の人口あたりの数も日本一です。
この金沢おでん、本当に美味しくて、金沢に住んでいる人であれば、毎週のように金沢おでんを食べてしまいます。北陸新幹線開通後、一番人気沸騰したのが、この金沢おでんではないかと思えるくらい、この金沢おでんがヒットしました。
雪国北陸であり、海の幸山の幸豊富な加賀百万石の古くからの生活から生まれた金沢の庶民の味そのものなのでしょう。
金沢おでんはそれくらい奥が深い料理ではないかと思います。
加賀野菜の源助大根はまさに金沢おでんの為の旨味が出てきます。
金沢おでんの主役は、メスのズワイガニで赤い宝石箱と言われる
香箱ガニが主役。
そして金沢らしいのは、金沢車麩。おでんの美味しい出汁を全部吸って、旨味がたっぷりとなります。
金沢人に愛されるこの車麩は、金沢おでんには欠かせない一品です。
◆香箱ガニの旨味と出汁の共演が魅力的な金沢おでん
金沢おでんで一番の華が『カニ面』ではないでしょうか?
カニ面とは、「香箱ガニ(こうばこがに)」を丸ごと1杯使用する贅沢な贅沢な一品なのです。香箱ガニとは、金沢冬の王様。ずわい蟹の雌で、金沢人にとっては、雄よりも人気の食べ慣れた味です。
この、カニ面は大変贅沢に、香箱ガニのカニ味噌やカニ足を一緒に味わえる一品ですが!!我々地元人のマナーとしましては、一番偉い人が頼まないと頼みにくく、一度頼むと二度目は遠慮するのが掟となっております。
金沢おでんをいただく時は、一番美味しい香箱ガニは1人一回だけと暗黙に決められております。
そして、香箱カニのカニ味噌の旨味をたっぷり吸い込む源助大根は一人何個食べてもオッケー。若いうちは、金沢おでんの中でも、カニは遠慮して源助大根でカニの味を感じることが大事なのです。
それが金沢おでんの流儀です。
◆金沢おでんはダシが命です
私が思う金沢おでんの一番の特徴は、なんと言っても金沢おでんの肝となる、金沢らしい黄金色の出汁だと思います。
金沢おでんを一口、喉を通すと思わず「あぁ、うまいなぁ~~」と胃から声が出てしまうほどの旨味しっかりの上品なお味を味わうことができます。
お店の善し悪しを決めるのもこの出汁です。
そこで、金沢おでんの通の頼み方は、先ず、金沢おでんの旨みが凝縮された『車麩』からお願いいたしましょう。
この車麩が一番、金沢おでんの命である出汁を吸って先ず旨味を感じれる一品となります。
そして、次に頼むのは、バイ貝ではないでしょうか。爪楊枝で上手に肝まで一緒に取り、
おでんだしと一緒に味わって下さい。
◆金沢おでんは脇役が一番美味しい!!源助大根
何と言っても金沢おでんで一番外せないのが『源助大根』 ではないでしょうか?
加賀野菜のひとつである源助大根はまさに、金沢おでんの為にあるような野菜なのです。
肉質がやわらかく、だいこんらしい歯ざわりで煮くずれしにくく、ダシの吸収力も高い。熱を通した甘みも多く、まさに煮物用の大根です。
金沢おでんは、香箱ガニや梅貝に帆立などいろいろな素材を楽しめますが!!
一番金沢おでんらしいダシも加賀野菜も味わえる源助大根のおでんこそ脇役でありながら欠かせない一品で、日本中どこの地域にも負けない本物の味だと思います。
◆金沢おでん銘店五店の御紹介!!
1,のとや夢横丁!!
もちろん。旅亭懐石のとやのカニ面は自信の逸品です。
温泉にゆったり浸かり、新鮮な海の幸を満喫した金沢懐石を楽しみ。
夜食コーナーの夢横丁で職人が丁寧に作った出汁の効いた金沢おでん味わって下さいませ。。
契約農家さんからいただく源助大根の味は絶品でございます!!
2,赤玉本店 香林坊片町のど真ん中にある金沢で一番有名な金沢おでんのお店です。香箱ガニも源助大根もあります。
金沢人なら誰もが一度は来店すると思います。
■住所:石川県金沢市片町1丁目7-23
■電話番号:076-221-6655
■営業時間:17:00~1:00
■定休日:水曜日
3, 金沢おでん居酒屋 三幸
■住所:石川県金沢市片町1-10-3
■電話番号:076-222-6117
■営業時間:17:00~24:00
■定休日:日祝
4,高砂
■住所:石川県金沢市香林坊1-3-29
■電話番号:076-231-1018
■営業時間:17:30~23:30
■定休日:日曜、祝日
5,竹千代
■住所:石川県金沢市広坂1-1-28 広坂パレス 1F
■電話番号:076-262-3557
■営業時間:18:00~22:00
■定休日:日曜日