2025.02.10
冬の金沢の加賀野菜!!源助大根の食べ方!!
◆金沢 加賀野菜の代表 源助大根の食べ方
昭和20年以上前から栽培されている加賀平野で栽培されています野菜。
現在15品目が認定されておりますが、『源助大根』は金沢の誰もが知っています
金沢を代表する加賀野菜のひとつで、
のとや食事処『源助』も、
この源助大根より名前をとりました。
金沢の冬の味覚には外せない地元民が愛する加賀野菜の代表。
『源助大根』の美味しさは格別です。
特に寒い冬には、煮物としてより甘みと大根本来の旨味を引き出してくれ、香箱ガニと一緒に金沢おでんや寒ブリと一緒に鰤大根として金沢人は毎週必ずと言っていいほど食します。
◆冬の金沢料理には欠かせない源助大根
源助大根は、ずんぐりとした円筒形で、肉質が柔らかく肌がきれいば色白で金沢美人のようで永年地元民に愛され続けております。
そして多くの食べ方があり冬の食卓に欠かせません。
特に熱を通すと甘みが増して、寒くて雪降の金沢では、アツアツの大根を食べて体を温める食事が多く、
源助大根卸しにして鍋に入れたみぞれ鍋や、金沢おでんの名脇役となっております。
金沢・加賀野菜 源助大根農家さんも、より甘みがましてミズミズしくなるように、
朝一番の源助大根がお腹いっぱいに大地の水を取り込んだ日の出時間に収穫いたします。
◆源助大根の王道『鰤大根』
肉質が柔らかく甘みの多い源助大根の金沢料理といえば!!
鰤大根でしょう。。
気温も下がり、脂と旨味ののった寒鰤と一番相性がいいのは源助大根。
鰤を焼いたら大根おろし、煮る時は輪切りの源助大根を選ぶのは切っても切れない仲なのでしょう。
ゆっくりと煮込む寒鰤から出てくる旨味を源助大根がたっぷりと吸い込むので、
見た目は派手さはないですが寒鰤の旨味と源助大根の甘みが一緒になり冬一番の美味しさですね。
◆脂ののった寒ブリと源助大根の相性が一番。
日本料理には、「出会いもの」という言葉があり、
旬の食材。海の幸、山の幸、里の幸から、同じ時期においしくなる食材を出会わせて、それぞれの美味しさを引き出した御料理で楽しみます。
金沢の冬の定番では、寒ブリと源助が有名です。
脂がのっておいしくなった寒ブリに、ちょうど同じ時期に獲れる、甘味が濃い源助大根を組み合わせます。
◆金沢おでんの名脇役
全国でおでんの消費量日本一が石川県です。
家庭でも、冬になりますと毎週のようにおでんで過ごします、
町中にあるおでんが食べれるお店の人口あたりの数も日本一です。
それも、おでんに美味しい源助大根のおかげでしょう。。
おでんを愛する石川県人は、いつの頃か香箱蟹や梅貝など高級食材もおでんで食べるようになりました。
鰤と源助大根は夫婦のような間柄ですが、蟹と源助大根も夫婦とはいかなくても親友のような相性です。
上品な香箱カニのカニ味噌の上品な味わいを引き立たせるのが、源助大根の甘みだと思います。
源助大根は美味しい出汁、食材の旨味、金沢の冬の美味を残部吸収いたします。
これからの時期はぜひ、のとやで金沢懐石での鰤大根。
夜食コーナーで金沢おでんで源助大根を楽しんで下さいませ。