七百年の歴史
創業七百年の歴史。
そしてその先へ。
応長元年、
北陸最古の
温泉郷にて創業。
北陸最古の温泉郷として名高い粟津温泉。
その起源は養老二年(718年)まで遡ります。
霊峰白山がこの前年、泰澄大師によって開山、
そして神託によって発見されたと伝えられるのが
粟津温泉です。鎌倉時代後期の
応長元年(1311年)、この地で創業したのが、
現在の「旅亭懐石のとや」です。
以来当館は加賀の由緒ある温泉旅館として、
北陸の四季を見続けてきました。
移りゆく時代の中で、
常にお客様の
満足を第一に。
形ある伝統は時の流れの中で、
お客様の求めるものと
かけ離れていくことがあります。
故に形に執着せず、絶えず変化しながら
お客様にご満足頂けるよう努めることが
「のとや」の精神です。
常に一期一会を念頭に置き、
お客様の寛ぎと笑顔を創造するために、
館内の設え・庭園様式など
多彩に変化を続けてきました。
お客様を飽きさせず、何度でも足をお運び頂けるよう、
新しい寛ぎを提供してまいりました。
代々受け継ぐ
“おもてなし”
という名の家業
長い歴史の中で唯一私どもが変えざるもの。
それはお客様に心からお寛ぎ頂くための
“真心のおもてなし”です。
幾重にもお客様との絆を深めるための心尽くし。
これこそが接客を生業にしてきた
「のとや」宗家・桂木家が“家業”として
代々受け継ぐ技でもあります。
多くの皆様に支えられ、
2011年当館は創業七百年を迎えました。
これからもお客様の本当のご満足のために、
もてなしの技にいっそう磨きをかけてまいります。