2017.08.25

世界遺産 五箇山の合掌造りでお食事を

今から40年前。五箇山の合掌集落が世界遺産になる前に、
築250年以上の合掌造りを買い。のとやに移築いたしました。

当時の合掌集落はのどかな田園風景の中にひっそりと佇むひっそりとした村。
のとや先代と先々代は今では車で一時間半で行けるその村に一日がかりで山道を抜けて到着して、
山の上から合掌集落を眺め当時一番大きな合掌造りと二番目に大きな合掌造りに目をつけ交渉を重ねて、
建築業を営んでいた『池田』さんよりお譲りしていただきました。

広さは間口6間、奥行き9間、54壺の4階建てで五箇山で最大級。
材料はほとんどケヤキです。


移築は簡単ではなく、一旦解体したものを輸送して、
富山県の南西端にある南砺市と粟津温泉では湿度や温度風土が違うために、のとや駐車場に雨露を避けながら三年間寝かせた後に現地の職人さんが泊りがけで組み立て食事会場として再生いたしました。
合掌造りと言えば。茅葺屋根が個性的で移築後10年は茅葺屋根でしたが、
旅館業として加賀温泉では消防の指導により不燃材に変更いたしました。

両屋根が急勾配になっていますのは、この傾斜が豪雪による雪下ろしの作業軽減や多雨地帯でもあることによる水はけを考慮したものと考えられております。

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当時、合掌造りで食事ができると旅館の企画として販売しましたが、
合掌造りの価値があまり評価されておらず、あまりお客様には喜ばれておりませんでした。

しかし、白川郷と共に世界遺産に認定された後にその価値を認められ、
オープンキッチンと壁面をガラス張りにして暖かな提灯を150個ぶら下げました。

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合掌造りでは、日本料理職人が揚げたて天麩羅と旬んな日本海の食材を使った焼き物をご提供しております。 築300年の歴史を感じる食事会場の雰囲気もご馳走の一つとしてぜひ味わって頂きたいものです。

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のとやでは、お正月やゴールデンウィークや夏休みは個人客。
インターネットの御予約のお客様に合掌造りでの食事会場としておりますが、
通常は10名様の越えますグループで貸切利用で御提供しております。

ぜひ、ご気軽にお申し付け下さいませ。

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