日本三名園の一つである兼六園は、
もとは加賀百万石大名である前田家の庭園。
四季の変化とともに、豊かな風情を見せてくれます。
3月末から4月にかけての、桜のシーズンは
特に人気があり、無料開園や
夜間ライトアップなどが催されます。
兼六園の桜は約40種類、
400本を超える木々があり、
この桜はどんな桜か、調べながら
散策されるのも風情があります。
また、品種によって開花時期も違ってくるため、
兼六園では比較的長い期間
桜を楽しむことができます。
中でも注目が菊桜。この桜目当てに
兼六園にいらっしゃる方も多いくらいです。
菊桜のほかにも、熊谷桜、旭桜、
福桜などの銘木や、その美しさから
楊貴妃と名付けられた桜もあり、
全40種類の桜を兼六園だけで
楽しむことができます。
石川門の石垣と花の色と金沢城の
白色のコントラストも美しく必見です。
眺望台から見る卯辰山の桜、
ソメイヨシノの散り始めに曲水や
瓢池などに浮かぶ花びらの
美しさなども見逃せません。
そしてこの時期に一番人気があるのが
ライトアップ。満開の桜がライトアップされ、
池にも逆さに映る様子は息を呑む美しさです。
百万石の庭園の夜桜を楽しみながら、
いつもとは違った風情のあるご宴会なども
お楽しみいただけるよう、茶店では
お花見の時期に宴会のご予約を
承っている店もあるようです。
※協同組合兼六園観光協会様のホームページより